がんの再発や転移により、「もう治療法がない」とお悩みの方にも
最適な治療をご提案いたします
がんがあった部位の再発、あるいは、他の部位(肺、肝臓、骨、リンパ節など)への転移であっても、当クリニックでは積極的に治療を行っていきます。まずはご相談ください。
がんが再発・転移してもあきらめずに可能性を追求することが大切です。優れた薬剤療法の開発、転移に対する手術などが徐々に進歩し、がんの再発に対する医療が少しずつ変貌しつつあります。放射線治療においても、それは例外ではありません。
高精度放射線治療では、再発・転移にも治療が可能なケースが多く、様々なタイプのがんに対応可能です。例えば、骨転移をきたした乳がんの患者さんでも、日常生活に支障なく、QOLを維持できる可能性があるため、がんの進行状況を十分に吟味した上で、できる限りの治療を行います。
また、大腸がん(直腸がん)の患者さんが肺への転移で再発された場合でも、身体への負担を少なく治療効果が期待できます。
当クリニックでは、再発・転移した場合でも、がんが出てくるごとに放射線を照射して治療する治療方法や、転移巣を一つずつ治療する方法もご提案しています。 特に、病変に多方向からピンポイントで照射するSBRT(体幹部定位放射線治療)を行うことで、治療効果が期待できます。
現在、治療を受けている主治医に資料の提供を依頼することも可能ですので、まずはご相談ください。
進行したがんや再発、転移したがんで、根治が難しいと判断された場合に、がんによって起こる症状を放射線治療で緩和することも可能です。肺がんによる血痰や、胃がん・大腸がんで下血した場合の止血にも有効です。また、食道がんによって食道が狭くなってしまった場合や、肺がん等によって気道を圧迫して息苦しくなってきた場合に緩和的照射を行うことにより症状を改善します。
特に骨転移に関しては、痛みの症状を和らげることが可能です。詳しくはご相談ください。
IMRTと放射線増感剤を併用した治療を実施。骨の修復もみられ、治療開始から約3週間で痛みも軽減。治療後は、ゴルフも再開でき非常に喜ばれていました。