切らずに治療したい方

身体を傷つけずに切らずに治療したい方へ

リニアック放射線治療とは、放射線をがん病巣に照射し、細胞が分裂して増えるのを止める作用により、がん細胞を破壊してがんを治療する方法です。放射線治療は、身体を傷つけないため、臓器の形や機能、身体の見た目を害うリスクがほとんどありません。身体への負担も少ないので、高齢者の方や合併症などで手術を受けることが難しい方でも治療できることが多いです。副作用として、放射線が当たった皮膚に赤みや痒みがでる、照射した部位によっては下痢や疲労感を感じるなどの症状が出ることがあります。

がんの種類や進行度による治療効果、患者様が何を優先されるかなどをよく検討し、納得がいくまで主治医と相談すること大切です。セカンドオピニオンを受けるのもよいでしょう。

生活の質を維持しながら、がんを治療できる

切らずに、臓器の機能や見た目を維持する

放射線治療は、身体を傷つけず、切らずにがんを治療することが可能です。機能障害が起きた場合に、日常生活に影響を与えるリスクの大きい部位では、機能を温存することができることも特徴です。
当クリニックが行っている高精度放射線治療は、病巣を三次元で立体的にとらえ、正常組織への副作用を抑えながら効率的にがん細胞に照射していくため、副作用が少なく、治療効果が期待できます。

高精度放射線治療(IMRT)

■ 放射線治療が適応となるがん種例
がん種 期待される特徴
前立腺がん 男性機能を温存し、尿道を傷つけない。尿漏れがない。
食道がん 治癒後の容貌変化、発声や咀嚼・嚥下機能などを温存
咽頭がん
乳がん 手術と併用することで乳房を温存(乳房温存療法)。
肺がん 呼吸機能が保たれる。

入院の必要がなく、大きく生活を変えずに治療が可能

手術と迷われている方 放射線治療の場合、入院の必要はなく通院だけで治療ができるため、精神的・肉体的負担が少なく、仕事や家事を続けながらする方も多いです。また、放射線が体内に残ることはありませんので、周囲への影響の心配もありません。

前立腺がんでは、排尿や性機能に配慮し治療が可能

膀胱と腎臓のイラスト
放射線治療は、副作用が少なく、治療後のQOL(生活の質)を維持することが可能です。特に、前立腺がんにおけるIMRT(高精度放射線治療)では、男性機能の喪失や尿道が傷つけられることで尿漏れ等が認められるようなことはほとんどありません。

また、I期・II期の前立腺がんに対しては、72グレイ以上(グレイ:放射線の量を表す単位)の線量が投与されれば、治療効果が期待できます。

がんによって起る症状(痛み・呼吸困難など)の緩和にも有効

放射線治療は、がん病巣の治療だけでなく、症状の緩和に対しても有効です。

  • ①疼痛の緩和(骨転移、神経浸潤など)
  • ②止血(喀血、直腸出血など)
  • ③潰瘍・腫瘤病変の制御
  • ④狭窄・閉塞の改善(気道、食道など)
  • ⑤症状の原因となる腫瘍の縮小(脳転移、皮膚病変など)

などが挙げられます。

特に、骨転移による痛みの緩和には有効で、転移したがん細胞に働きかけ、破骨細胞の活動を抑え、痛みを緩和する効果が期待できます。

  • 納得できる治療法をお探しの方へ 当院では、がんと診断された方や治療中で新たな治療法をお探しの方に向けて、相談外来を開設しています。 こんな方は、是非ご相談を ■QOL(生活の質)を向上したい方 ■治療法がないと言われた方 ■化学療法の副作用がつらい方 ■長期間の入院が難しい方 ■見た目や臓器の機能を損ないたくない方 がん治療相談外来へ
  • 納得できる治療法をお探しの方へ 当院では、がんと診断された方や治療中で新たな治療法をお探しの方に向けて、相談外来を開設しています。 こんな方は、是非ご相談を ■QOL(生活の質)を向上したい方 ■治療法がないと言われた方 ■化学療法の副作用がつらい方 ■長期間の入院が難しい方 ■見た目や臓器の機能を損ないたくない方 がん治療相談外来へ