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コロナ禍におけるがん治療について

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東京放射線クリニック院長 柏原賢一 医師より

世界で猛威をふるい、いまだ終息が見えない新型コロナウイルス感染症。感染拡大はがん医療にも影響をおよぼし、治療の中止や延期を余儀なくされたがん患者様も少なくないかと思います。

当ページでは、新型コロナウイルス感染症の流行下で、ご不安やお悩みを抱えるがん患者様やそのご家族様に向けて、「コロナ禍におけるがん治療」についてお伝えいたします。

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今後の治療でお悩みの方へ
「必要な治療を止めず慎重なご判断を」

新型コロナウイルスへの感染の不安から、治療の開始・継続を迷われる方や今後の治療にご不安を抱え、悩まれている方もいらっしゃるかと思います。しかし、コロナの感染を恐れるあまり必要な治療まで停滞してしまうことは、がんの進行を招く恐れもあり、慎重な判断が必要になります。

今後の治療で悩まれている場合は、ご自身で判断するのではなく、現在のご状態や治療目的を主治医とよくご相談することが大切です。主治医へのご相談が難しい場合は、セカンドオピニオンを活用するなど、お一人で悩まず、現在のご状況を医師としっかり確認した上で判断されることをおすすめします。

当クリニックでは、お電話による無料相談や電話遠隔診療も行っておりますので、よろしければご活用いただければと思います。

お問い合わせはこちら

TEL:03-3529-5420
[月曜~金曜 9:00-18:00 (土曜・日曜・祝祭日を除く)]

下記WEBフォームからもお問い合わせいただけます。

コロナ感染リスクがご心配な方へ
「受診する医療機関の感染予防対策の確認を」

治療の影響やご状態により、免疫力が低下している場合、新型コロナウイルスを含めた感染症への感染リスクが高まる可能性がありますが、がんを発症していること自体が感染リスクを高めるということはありません。

また、免疫力に関しては全てのがん患者様で低下するわけではなく、全身療法の影響やがんの進行度によっても個人差があります。がん患者様においても、手指消毒やソーシャルディスタンスの確保など、感染予防策は一般に行われている方法と基本的には変わりません。

コロナ感染を過度に恐れるのではなく、ご本人様だけでなくご家族様も感染予防を徹底し、「まずは感染しないこと」を念頭に治療に望まれることが大切です。

また、受診する医療機関の感染予防対策をホームページなどで確認し、少しでも安心して治療が受けられる医療機関を見つけるといいかもしれません。

コロナ禍の放射線治療について

放射線治療は局所治療の1つで、放射線が照射された場所(部位)にのみ効果や副作用が起こります。治療する場所により症状もさまざまですが、治療自体の負担や治療に伴う副作用は少ない治療法です。

治療に伴う免疫力の低下や、新型コロナウイルスの重症化リスクを上昇させるなどのデータも現状はありません。ただし、広範囲(背骨を含む)への放射線照射や、その他全身的な治療との併用により白血球が減少し、免疫系に影響が出る場合もありますが、背骨へ直接照射を行った場合を除き、放射線治療が起因となり免疫力が大きく低下する可能性は低いと考えております。

また、定位放射線治療(SRT)などの高精度放射線治療では、治療期間が短く1週間程度で治療が終了しますので、通院による感染の不安を少なく治療が行えます。

新型コロナウイルス感染症については、さまざまな研究が進められデータも蓄積されつつありますが、不確定な部分も多く、これから治療を受けられる患者様、治療中の患者様においては、大変ご不安なことと思います。

がん治療で後悔しないために、ご不安なことやご心配なことがあるときは、ご自身で判断せず、必ず主治医やがん相談支援センター等にご相談されることをおすすめいたします。

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