前立腺がん

IMRTによる前立腺がんの高精度放射線治療(保険適応)

年々増加する前立腺がん。検診の導入により前立腺に限局した早期前立腺がんの症例が増加傾向となっています。前立腺がんの治療法の選択肢としては、手術、放射線治療(小線源治療、外部照射、粒子線治療)、ホルモン療法などがあり、近年では、アメリカで開発されたロボット「ダビンチ(da Vinci)」による手術や、前立腺癌小線源治療(ブラキセラピー)による治療も増加してきています。
当院では、保険適応にて前立腺がんのIMRT(強度変調放射線治療)を行っております。
当院でのIMRTによる治療は、副作用が少なく手術と同等の効果、早期に治療が開始できる(最短1週間)、入院不要などがメリットとして挙げられます。

都内有数の前立腺がん治療実績

当院は、前立腺がんの治療において、大学病院にも匹敵する豊富な実績※と経験を積み重ねております。
※日本放射線腫瘍学会認定施設等297医療機関を対象に調査した各医療機関の新規患者数2011年実績で、都内7位(週刊朝日調べ)。クリニックとしては唯一のランクイン。 部位別治療実績 (2008年~2016年) 部位別治療実績

早期に治療スタート可能。駅から徒歩5分、1回30分で通院治療

がんと診断されたら、誰しも一刻も早く適切な治療を開始したいと思うのが当然だと思います。迅速に治療をスタートすることは、QOL(生活の質)の向上にもつながります。当院では初回診察から治療開始まで1~2週間となっており、患者様を極力お待たせしない体制を整えております。
当院へは、最寄りの国際展示場駅から平らな道を歩いて約5分でお越しになれます。1回の治療時間は受付からお帰りまでわずか30分程度、通院だけで治療が可能なため、患者さんの精神的・肉体的負担が少なく、お仕事帰りに治療を受ける方も多くいらっしゃいます。前立腺がんのIMRTの治療期間は約7~8週間です。

副作用が少なく手術と同等の治療効果

放射線治療の利点は、手術と比較して治療後の生活の質(Quality of Life、QOL)を高く保てることです。手術では高率に性機能が障害され、性的活動期にある男性には大きな問題となりえます。また、手術後に尿失禁が認められることがありますが、それに対して放射線治療ではそれらの機能を失わずに、治療を行うことが可能です。
当院では前立腺がんに対し、IGRT (画像誘導放射線治療)と強度変調放射線治療(IMRT)を駆使して治療を行っております。
当院で行っているIMRTは、手術では治療困難な前立腺周囲や精嚢へ広がっている場合にも治療を行うことができます。治療の効果は手術と同等と考えられており、副作用が起こる割合は低いです。 前立腺がんへの照射(左:3D-CRT、右:IMRT)
一般的な3次元原体照射(3D-CRT)に比べ、IMRTでは前立腺(黄色の部分)に線量が集中しており、直腸側の線量が軽減されていることが分かります。 ※上の図は比較的強い放射線のあるところのみカラースケールで表示しています。周辺機器に全く放射線があたらないわけではありません。
放射線の治療期間中は、尿の回数が多くなったり、尿が出にくくなったりすることがまれにありますが、これらの症状は放射線治療が終了して数週間すれば元に戻ります。
また、放射線治療後半年~2年頃に、排便の際に直腸から出血することがあります。しかし、適切に治療を行うことで、直腸から出血があっても普段の生活に大きな影響を与えることはあまりありません。詳しくは担当の主治医にお尋ねください。

前立腺床の治療について

高精度放射線治療により、膀胱や直腸などを避けて照射が可能

前立腺床の治療(前立腺術後) 当クリニックでは前立腺がん全摘出術後の残存部再発予防目的やPSA再発の治療を行っています。外科的手術後に再発予防目的に前立腺摘出部へ照射が必要な場合があります。また、術後にPSA上昇が認められ、その原因が前立腺摘出部からの再発と考えられる場合も、同部位への放射線治療が有用と考えられています。
治療する部位の周囲は膀胱や直腸などの重要な正常組織が多いため、従来の放射線治療では必要以上に放射線が正常組織にあたってしまいますが、IMRT(強度変調放射線治療)により複雑な形状のがんにも正常組織への影響を最小限に抑えながら治療が可能です。
IMRTは、多方向から放射線をがんに照射するときに、ぞれぞれの方向からの放射線量を変化(放射線の強さに強弱をつける)させます。放射線の量を変化させることで、がんの形が不整形で複雑な場合や腫瘍の近くに正常組織が隣接している場合でも、多くの放射線をがんに当てることが可能です。
さらにIGRT (画像誘導放射線治療)の技術により放射線をあてる位置の精度を高めています。 つまり、周囲の正常組織に当たる放射線の量を最小限に抑えながら、がん治療を行うことができます。

最新世代の免疫療法「樹状細胞ワクチン療法」との併用

手術 抗がん剤治療 放射線治療 がんワクチン療法(樹状細胞ワクチン療法)当院では、患者様の適応に合わせて高精度放射線治療との相乗効果が期待できる、最新世代の免疫療法「樹状細胞ワクチン療法」との併用をご提案しています。
樹状細胞ワクチン療法とは、がんを攻撃してくれる体内の免疫細胞を使って治療を行っていく療法です。自己の免疫細胞を使ってがんを攻撃するため、副作用が少なく安心です。
放射線療法でがん細胞にダメージを与え、樹状細胞ワクチン療法と組み合わせることで、相乗効果が期待できます。
※樹状細胞ワクチン療法は、提携の東京ミッドタウン先端医療研究所にて行っています(自由診療)。

  • 納得できる治療法をお探しの方へ 当院では、がんと診断された方や治療中で新たな治療法をお探しの方に向けて、相談外来を開設しています。 こんな方は、是非ご相談を ■QOL(生活の質)を向上したい方 ■治療法がないと言われた方 ■化学療法の副作用がつらい方 ■長期間の入院が難しい方 ■見た目や臓器の機能を損ないたくない方 がん治療相談外来へ
  • 納得できる治療法をお探しの方へ 当院では、がんと診断された方や治療中で新たな治療法をお探しの方に向けて、相談外来を開設しています。 こんな方は、是非ご相談を ■QOL(生活の質)を向上したい方 ■治療法がないと言われた方 ■化学療法の副作用がつらい方 ■長期間の入院が難しい方 ■見た目や臓器の機能を損ないたくない方 がん治療相談外来へ