進行がん

副作用の少ない高精度放射線治療

進行がんでは、手術、抗がん剤、放射線治療が適応になりますが、「からだへの負担を極力少なくしたい」「出来る範囲内で日々を楽しみながらがん治療を受けたい」といった患者様に応えられるような治療法を提案します。

進行がんにも効果が期待できる高精度放射線治療

一般に放射線治療による治療効果は、腫瘍に当てられる放射線量に左右されます。高精度放射線治療であるIMRT(強度変調放射線治療)SBRT(体幹部定位放射線治療)では、がんにピンポイントで放射線を照射することにより、副作用を少なく治療をすることが可能です。これらに保険診療が適用となったこともあり、進行期のがんにも光明が見いだせるようになりました。

IMRTは、腫瘍の形に合わせて放射線を当てることや、放射線を当てる量を自在に調整することが可能です。また、SBRTは3次元的な多方向から放射線を当てることによって、腫瘍にピンポイントで多くの放射線を当てることができます。 したがって、がんには多くの放射線を当て治療すると同時に、がんの周りの正常組織に対する副作用を軽減することが可能となりました。 進行期の肺がんや頭頚部がんの患者様であっても、放射線を腫瘍部分に集中的に当てることができ、「大きい腫瘍でもう治療法がない」とお悩みの方や、腫瘍の数が多い場合でも治療が可能なケースが多くあります。

また、放射線の治療効果を高める為に、増感剤を用いた治療も行っております。免疫治療との併用が効果的と思われる場合は、連携病院で治療の提案も行っています。 患者様の病状やご希望に応えられるよう、選択肢を提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

SBRTによる進行がんの症例報告

胃がんの肺転移(80代男性)

免疫治療とSBRTを併用した治療を3ヵ月間行った例。(SBRT:10回、免疫療法:7回)
費用:SBRT 約200万円、免疫療法 約250万円
照射範囲に含まれる肺においては放射線肺炎が生じる場合があります。

放射線増感剤(コータック)を併用した進行がんの症例報告

乳がん 右乳(50代女性)

IMRTと放射線増感剤を併用した治療を3週間(16回)行った例。
費用:約170万円
照射範囲に含まれる皮膚においては放射線皮膚炎が生じる場合があります。

増感剤注入後腫瘍内に酸素が見える(写真3)。14ヵ月後腫瘍は内側にわずか認められる(写真4)

  • 納得できる治療法をお探しの方へ 当院では、がんと診断された方や治療中で新たな治療法をお探しの方に向けて、相談外来を開設しています。 こんな方は、是非ご相談を ■QOL(生活の質)を向上したい方 ■治療法がないと言われた方 ■化学療法の副作用がつらい方 ■長期間の入院が難しい方 ■見た目や臓器の機能を損ないたくない方 がん治療相談外来へ
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